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心理統計と論文の書き方

心理統計の勉強に有用な本と論文の書き方に関する本をご紹介します。



心理統計

おおよそ、左から順に難しくなるような本の並びになっています。一番左の『心理学・社会科学研究のための調査系論文の読み方』は、統計を使う法や統計的考え方の書籍というよりは、論文に出てくる統計データの読み方といった内容で、初めて演習に参加する学部2・3年生にお勧めです。 また、『SPSSのススメ〈2〉3要因の分散分析をすべてカバー』などは、統計の本というよりSPSSの使い方の本ですが、他の本にはほぼ載っていない3要因の分散分析のやり方が載っており有用です。


論文の書き方・発表の仕方関連

一番左の『これから学会発表する若者のために -ポスターと口頭のプレゼン技術』は、研究発表の仕方に焦点をあてた本ですが、実際のポスターやスライド例が豊富で、演習や卒論発表でも有用です。 『理科系の作文技術』は心理学のために書かれた本ではないので、心理学の「お作法」とは少し異なる記述もありますが、その考え方は心理学のレポートを書く際にも重要なことを紹介しています。 具体的に卒論を書く段階になったら、『改訂新版 心理学論文の書き方』『APA論文作成マニュアル 』あたりを参考にしましょう。